精神疾患に特化した社労士の本当の見分け方

「専門」と掲げる社労士なら、誰でも同じなのでしょうか?

実は、社労士の「専門性」には様々な形があります。この記事では、あなたの人生を左右する大切な申請を、本当に安心して任せられるパートナーを見つけるための「3つの確認ポイント」を解説します。

なぜ「専門性」の確認が重要なのか

社会保険労務士には、あらゆる傷病を幅広く扱うことで多くの人を助ける「総合型」の先生と、特定の分野に特化して知識と経験を深める「専門特化型」の先生がいます。どちらが良いというわけではなく、それぞれに強みがあります。

しかし、精神疾患による障害年金の申請は、他の傷病と大きく異なる特徴があります。

それは、ケガや内科疾患のように、レントゲンや血液検査などの「客観的な数値」で障害の重さを証明することが難しいという点です。審査は、主に「日常生活や仕事に、どれほどの支障が出ているか」という、ご本人やご家族の言葉、そして医師の診断書の内容によって判断されます。

だからこそ、申請者の困難さを深く理解し、それを的確な言葉で書類に反映させる、特別な専門性が求められるのです。

確認すべき3つのポイント

では、その「専門性」をどう見極めれば良いのでしょうか。以下の3つのポイントを確認することをお勧めします。

ポイント1:「精神疾患」での実績は豊富か

まず基本となるのが、障害年金、特に精神疾患の申請における実績です。ウェブサイトなどで、これまでに扱ってきた具体的なケースや、お客様の声などを確認してみましょう。多くの経験は、様々な状況に対応できる力に繋がります。

ポイント2:「精神保健福祉士」など、医療・福祉系の関連資格を保有しているか

精神疾患に強い社労士の中には、「精神保健福祉士(PSW)」などの資格を持つ先生がいます。

精神保健福祉士は、精神科病院や福祉施設で、精神疾患を抱える方々の相談援助を行う国家資格です。この資格を持つ社労士は、病気の特性や経過、ご本人が抱える困難について、深い知識と理解を持っています。

ポイント3:医療や福祉の「現場経験」はあるか

関連資格と合わせて確認したいのが、実際の医療・福祉現場での実務経験です。 現場を経験している社労士は、机上の知識だけでは得られない、当事者のリアルな感情や生活の困難さを肌で理解しています。また、医師とのコミュニケーションにも長けているため、診断書を依頼する際にも、あなたの状況を的確に伝えるための連携がスムーズです。

なぜ「+α」の経験が受給の可能性を高めるのか

障害年金申請で重要となる書類の一つが「病歴・就労状況等申立書」です。これは、発病から現在までの経緯や、日常生活・就労の状況を、あなた自身の言葉で伝える書類です。

精神保健福祉士などの資格や現場経験を持つ社労士は、あなたからのヒアリングを通じて、審査で重要となるポイントを的確に引き出し、審査官に伝わる言葉で書類にまとめる能力に長けています。

客観的なデータが少ない精神疾患の申請において、この「申立書」の質が、結果を大きく左右するのです。

まとめ:あなたにとって最良のパートナーを見つけるために

「精神疾患専門」という言葉だけに注目するのではなく、その専門性の「中身」を見極めることが、後悔しない社労士選びの鍵です。

  1. 実績の豊富さ
  2. 精神保健福祉士などの関連資格
  3. 医療・福祉の現場経験

これらのポイントを確認し、あなたの辛さや困難に本当に寄り添い、共感してくれる「この人なら信頼できる」と思えるパートナーを探してみてください。この記事が、その一助となれば幸いです。